北海道旅行記 その4
雪まつり、網走、層雲峡、旭川と
そこそこの大移動旅行を終え、冬の北海道旅行記はファイナルへ
最後に私達が訪れた場所は
札幌から車で約一時間半くらいにある新篠津湖
以前からやりたかった釣りの一つ、氷上でのワカサギ釣りです。
関東でも榛名湖などでできるのですが
行く機会に恵まれず、今回念願叶って初体験。
ここ新篠津湖ではビニールハウスが用意されていて
雪や風を防ぐ好条件でワカサギ釣りを楽しめちゃうのです。
餌はアカムシを使うのですが
これが細くて動くしで針に刺すのが一苦労w
やっとの思いで餌をつけ終わり
念願のワカサギ釣り一投目
糸を垂らすと〜コツコツと小さなアタリを感じる
おぉ〜スゲ〜!やっぱテレビで観たのと一緒だよ!
何のリアクションもいれなくても簡単に釣れ…
竿を上げてみるとノーフィッシュw
やっぱりやってないようで実はリアクションがいるのか?まぁ〜そこそこ時間もあるので色々と試してみよう!
全く動かさなかったり〜
上下に動かしてみたり〜
ちょちょんのちょんと誘ってみたり〜
でも結果はノーフィッシュ!
餌が弱ってきてる。これが釣れない原因か?
そうかも知れない!元気の良いアカムシに付け替えよう
コツコツ
やっぱ元気の良い餌だったんだな!
おりゃ〜
ノーフィッシュ!
コツコツ
ここは我慢!しっかり食わせてから
コツコツ
コツコツ
コッ
コ
…
し〜ん
餌だけ食って逃げたw
でもいつかは釣れるっしょ!根気よく頑張ろう
しかしそれからしばらく沈黙の時間が続く
ワカサギ…いるのか?と思っちゃうくらい
不安になり覗いてみる
たまにワカサギが餌くれよ!って水面まで挨拶にくるw
ワカサギいるね
釣りの最中、気になるのが
《釣ったワカサギはレストランにて無料で調理致します》
もちろんラストオーダーまでに持って行かなければ調理してくれない
残り1時間、ワカサギ0匹
焦るw
なんとしても自分の釣ったワカサギを調理してもらって食べたい!その想いが折れかけた心を持ち直し再度奮起する
ちょっと苦手な餌付けにも妥協せず常に元気な餌を使って
しっかり今できる最善の事をすればきっと!きっと!ワカサギが!
ノーフィッシュw
ラストオーダーまで30分を切ったところで
またワカサギが水面まできて餌くれよ!と近づいてきた。
馬鹿にしてんだろ俺の事!チクショ〜網さえあればな〜
… ?
網?
もしかしてと思い振り返ると
網ぃーーーーーーーーーー
気づいたら網を握っている俺w
とはいえ向こうも魚
簡単には捕まえさせてはくれないだろう
息を殺し慎重に
気づかれないようゆっくり網を近づける
焦るな俺!このチャンスを逃したら
もうラストオーダーには間に合わない
射程圏内に入ったら一気に網ですくうんだ
射程圏内に
入った!いまだ!
見事ワカサギをゲット!
そう!もはや釣りでは無い、漁だw
でもそんな事を思わないくらい
釣れる気が全くしないフィールドコンディション
恥じも外聞も捨ててこのワカサギをレストランへ持って行こう!
すみませ〜ん天ぷらでお願いしま〜す♪
案の定、定員さんに笑われてしまいましたが
厳しいワカサギ漁で捕らえた貴重な1匹
捕れたて揚げたてのワカサギ天ぷらにご満悦
くぅーーーーーーーーーー美味い!
苦労して捕った甲斐があったな〜
一味も二味も違うぜ!
でもこの時わたくしは気づかなかった
ガッフレンもこのワカサギを半分でもいいから食べたかった事を…
実は私も少しでいいから食べたかったんだ実は私も少しでいいから食べたかったんだ実は私も少しでいいから食べたかったんだ実は私も少しでいいから…
ごめんなさーーーーーーーーーーい
2人のなかで笑い話にはなりましたが、それでもやっぱり少し食べたかったとガッフレンは言います。
そうだよな〜食べたいよな〜と今では一口で食べてしまった事に後悔しております。
気の知れた仲であっても人を思いやる心は
常に持ち続けていないとダメなんだ!という教訓を得てこの旅は終わりました。
えいえい